blogram投票ボタン

2010年12月05日

応酬話法の勉強

「無料で絵画展やってるんですよ。どうですか〜。」

秋葉原で唯一オイラにビラを渡してくれたお姉さんに気をよくして受け取った私メ。

(無料ならいっか)と軽い気持ちで入ったんよ。

そしたら、絵画は少なく半分は直置き。

なぜかマンツーマンでイスに座ってカタログを持って会話している。

ひらめきピーンときましたよ。
「絶対ヤバイ。買わされるたらーっ(汗)
ってね

と同時にセールス話法の勉強になるからワクワクするんだよね。

何度も危険な目に遭っているのでこういうのは慣れてるんだ。

この人、「おしゃれですね」とか「生活感ないですね」「お若いですね」とにかくオイラを褒める

タイガーマスクのTシャツにディズニーの腕時計、水色のシューズのどこがおしゃれなんじゃ??
巾着だってDDTブランドですよ。
それすらも「今風でいい」だって。

なるほどね。

こ〜やってオイラも研究がてら聞いてるのが相手には「反応がいい」と解釈されてるんよ。
要は(話しやすい)らしい。

おかげでカラー版画についての知識も付きました(笑)

一通り少ない絵画を説明を受けながら見たところで

「どの絵画が印象的でしたか?」

そぉらキタ。
セールスの開始だ。

絵なんて分からんし、興味ない。
テキトーに答えると

「こんな地味な絵を選んだ人は初めてだがく〜(落胆した顔)
だって。
幸運にも著名じゃない画家だったらしい。
プロフも特に賞を受けてるわけでもなく、音楽活動の傍ら趣味で絵画を楽しんでいるそう。

その後も延々と説明をする。
なんとか言い訳をして逃れようとするのだが、それをも「それがいいんですよ」と褒め言葉で返す。

オイラの場合は
「絵よりも水槽でアクアアートを作るほうがスキだから」
と言ったらさぁ、
「水槽の明かり越しに見る絵画もいいってお客さんが多いんですよ。いい趣味ですね」
なるほどぉ、全てを吸収して肯定すれば相手の逃げ場がどんどんなくなるな。
これは使える。

つ〜ても100万円の絵なんぞ買うつもりはさらさらない。向こうの言い分は
「100年は色落ちしないので資産になりますよ」
と言ってくる。
すんませ〜ん、銀座のツインシップでダイヤを買わされたときも同じこと言われましたけど〜(爆)
女性の手口って似てるナァ。

今回の場合は相手が一方的に話しているので、対処法は2つ。
「マニュアルにないことを言う」か「自滅を待つ」か。
最近の商売は逆ギレをするヤツもいるのでヘタな手を打つとメンドーなのだ。
ひたすら耐えるしかない。



「婚約指輪っていくらくらいしましたか?」


シングルマザーと聞いてオイラが放った矢。
「もうすぐ結婚するので参考として聞きたい」
という設定。

まじめに答えてくれましたよ。
いい人なんだなぁ。
それで調子が狂ったのか

「女性は絵の価値なんて分からないですよ。(あ〜絵があるんだな)って程度なんで。100万円の絵を買っても大丈夫、怒られませんよわーい(嬉しい顔)
なんて言い出しやんの。

それって
「価値が分からないんじゃ買っても意味ないし、いらないじゃん。」
とも取れるわけで、そう返してみたよ。

2時間近く軟禁状態だったので帰りたいそぶりをしながらね。
この帰りたいそぶりをするのがコツで消費者契約法の「困惑」「監禁」に当たるので仮に契約しても無効になるのだぁ。

ちょっと前にしつこくオイラの職業を聞きたがってたのね。
ずっと伏せていたの。
正直に答えたら値踏みされて金持ちと誤解される職種なんでね、「保険屋さん」としてました。

よってお互いプロなんで、こういう駆け引きって「これ以上やってもムダだ」って分かるんだ。
根負けしたお姉さんは離席。

その隙にまーにゃんに「5分後に電話して」とSOSメールをしておきました。

まもなくお姉さんは戻ってきて
「100万円の絵は諦めました。こっちへきてください」
と受付横のグッズ販売ブースへ。

「せめてこの本だけでも買ってください」
2万の画集を勧めてくるんだわ。

「がんばりますねぇ〜」
苦笑いのボク。
この諦めない押しは学ぶべきものがある。
セールスの鑑ですね。

しかし持ち合わせがない。
正直に言うと「じゃあ」と
額とポストカード、手鏡のセットを「1万円でいいから」と新たな提案。
スゴイ。

ここまで頑張ってる。
今度はこっちが譲歩する番。
セールスマンの互助活動です。
気持ちよく「ええよ」って応じました。

そこでタイミングよくまーにゃんからの電話。
長々とした戦いが終わりました。

オイラよりも先に、まだ会話していたお兄さんがいたけど逃げ切れたのかナァ


で、これが買った品。

F1010179.JPG

オイラが「良い」といった画家「ラッテンベリー」のセット。

額は飾りましたよ(^^)手(チョキ)

気に入ったのは絵葉書(1枚800円)
3Dで飛び出して見えるし、中には角度によって絵が変わるカラクリ絵画もあるの。

F1010182.JPG

すんごいキレイなんだワ。

これなら1万円でもいいな。

駆け引きも楽しめたし、今回は良かったヨ。

勉強になりましたグッド(上向き矢印)
posted by ケン坊 at 00:26| 千葉 | Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
記事読ませていただきました。

ラッテンベリーのナチュラルフロウ良い絵ですよね。
今日の昼間にセールストークにやられてまんまと購入契約しちゃいました。。汗

>プロフも特に賞を受けてるわけでもなく
って書いておられますが、自分のときは、絵画のオリンピック的な展示会で2000年に初めて出展して「プラチナ賞(金賞よりも良い,該当者無しの年もある)を取った」って説明されましたよ。(ググってもその記事は見つけられませんでしたが…)

あと、「普段はラッテンベリーの絵を置いていない。Kimo(?)が来日する記念の展示会(12/17〜19)でだけ置いてある。」って説明されたんですが、この記事の更新日を見る限り・・・

購入するとも言ってないのに勝手にローンの説明し始めた時、自分が「もし購入するなら一括で」って言っちゃったんです。
そしたら説明員さんが一旦席を外れてから興奮した様子で帰ってきて「奇跡が起きました。実は先ほど1000万円の原画が売れたから当分家賃の心配は要らない。だから今日は特別、赤字だけど60万で良い。」って。
それ聞いて買うって言っちゃいました・・

説明してくれたのが独立した会社の社長さんだったから乗せられてしまったのか、普通に考えたらありえない事だらけなんだけど、あのときの自分は何を考えていたんだろう・・
早速クーリングオフの作業にとりかからなければ!!

読みにくい長文失礼しました。
Posted by つくし at 2010年12月18日 01:25
貴重な体験談をありがとうございます。

僕の友人も昨日、千葉駅周辺で同じ手口に捕まりかかったそうです。
(知っていたので頑なに拒否して店内に入ることなく未遂に終わったそうですが)



1000万円で売れたから60万円で、といわれたら60万円が安く感じますよね。
上手い手口です。

相手も悪かったですね。
内容読むだけでもいかにもやり手っぽいですもん。
僕の場合は運が良かったんですね。



クーリングオフするのは賢明かと思います。

「買わないと解放されないと思い、仕方なくしました」

となれば法律で違反になってますからね。
契約自体が無効になるんじゃなかったかな、確か?

仮にクーリングオフを妨害しようとする行為も違反になります。

そのような行為があったら消費者センターに訴えれば適切にアドバイスしてくれますよ。


こんな売り方されたら画家がいい絵を描いてもイメージダウンですよね。
残念な話ですよ、ホントがく〜(落胆した顔)
Posted by ケン坊 at 2010年12月18日 10:54
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
blogram投票ボタン
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。